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試合日程・結果

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2021明治安田生命J2リーグ
第30節

2021.9.19(日)

15:00KICK OFF

ソユースタジアム

試合終了

ブラウブリッツ秋田

ブラウブリッツ秋田

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ギラヴァンツ北九州

ギラヴァンツ北九州

 

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メンバー

              試合経過

                データ

                  TODAY'S MACH PREVIEW VS
                  レーダーチャート レーダーチャート
                  得点パターン 得点パターン
                  ランキング ランキング
                  ホットゾーン ホットゾーン

                  前節のツエーゲン金沢戦では3試合連続の無失点と3試合ぶりの得点による3試合ぶりの勝利を挙げました。これにより17位へと浮上、J3自動降格圏からの脱出に成功しました。しかし、降格圏最上位の19位・金沢とはわずかに勝点差1ポイント、リーグ最下位のSC相模原とも3ポイント差ですから、まったく気が抜けない状況にあります。

                  とはいえ、金沢戦の勝利でここ5試合を2勝3分けと無敗をキープしていることはチームが安定してきた証です。特に無失点試合が3試合続いているように守備の安定化がその要因だと考えられます。では、守備が堅くなった理由は何か。小林伸二監督や選手に話を聞きました。

                  「うまくライン・コントロールをしながら守れるようになったことが一つ。試合の展開に応じてベンチから細かい指示を出そうと思っても間に合わないのでピッチの中の選手たちに判断を委ねてきたのですが、その判断の質、統一感が上がってきたことも大きいと思います」(小林監督)

                  「チーム内で状況に応じた戦い方の共通認識が高まってきたこと。それと個人における守備戦術のレベルが上がってきたこともかかわっていると思います」(永田拓也選手)

                  9月8日で31歳、ベテランと呼ばれる域に入った永田選手が言う個人戦術のレベルアップは特に若手選手についての印象です。若さを生かしてとにかくボールを追いかける、というのではなく、周囲の味方の動きを見ながら「ここで自分が追い過ぎるとよくない」と判断して追うのを意図的にやめる、とか、そういう判断ができるように、またその質が上がってきたということです。

                  例えば、ここ3試合で終盤から出場している平山駿選手あたりの守備を見ていてもそれが分かりますし、実際に本人もその部分には手ごたえを感じているようです。

                  「守備に関しては機能的にできているのかなと思います。特にタイガ君(前川大河選手)と途中からセットで前線に投入されることが多くて、そのタイガ君と声を掛けながらうまく連動して相手の最終ラインへの圧力、中盤の選手へのプレスバックができるようになったと思います」(平山選手)

                  平山選手はもちろん、平山選手が名前を挙げた前川選手の働きについては小林監督も次のように言及しています。

                  「タイガは、まず動けるようになりました。その上で、相手のボールの持ち方やボールホルダーやそこからボールを引き出そうとする相手ボランチのポジションを見て、寄せる、寄せない、行かないで中央を締める、そういう判断ができるようになったので、効果的な守備ができるようになりました」

                  チームの安定化は、平山選手や前川選手のように途中出場の選手の働きも大きくかかわっているということです。彼らは守備だけではなく、追加点を奪うために自分がどういうプレーをして、どこにポジションを取れば効果的な攻撃ができるかを考え、実践し、それで実際に相手を押し込む攻撃につなげて、勝点1を取る、あるいは逃げ切る、という試合運びを可能としているのです。

                  ピッチの中での意思統一や先発と途中出場選手の働きがうまく絡み合っての安定化。つまり、チームには一体感が出てきたということです。残り13試合、厳しい戦いが続くことは間違いありませんが、そこで大きな武器となる一体感、チーム一丸という空気をチームから感じ取ることができるのは、サポーターのみなさんにとっても心強いのではないでしょうか。

                  さて、負けられない戦いが続きますが、今節の相手であるブラウブリッツ秋田もまた、負けられない理由がある対戦相手と言えるでしょう。

                  今季クラブ史上初めてJ2リーグを戦っている秋田ですが、現在11位、ギラヴァンツ北九州よりも勝点で9ポイントを上回っている事実だけでも、J2の先輩としては負けられないという十分な理由になります。そして今季一度目の対戦となった第4節、ミクスタでのゲームで髙橋大悟選手のゴールで先制しながら前半終盤に追いつかれてそのまま引き分けに終わった悔しさもあります。

                  秋田は現在、2連勝中です。その前の6試合で3分け3敗の未勝利で苦しんでいただけに、前々節のザスパクサツ群馬戦を1-0、前節の水戸ホーリーホック戦を3-0と、持ち味である堅守を生かしながら勝点3を手にしたことで、また自信を回復した状況にあります。だから、やっかいな相手なのです。

                  秋田のチームスタイルを小林監督の印象を元に把握しておきましょう。

                  「ロングボールを相手陣内に送り込む、割り切ったサッカーをするチーム。そうやってスペースを使う、あるいは相手に圧力をかける守備のために、本当によく走るチーム」

                  「割り切ったサッカーをここまで継続することは肉体的にも精神的にもしんどいことのはずですが、それをちゃんと続けている、その精神性は素晴らしいと思います」

                  「近くの試合で言えば、群馬戦では後半のアディショナルタイムに決勝ゴールを奪って勝っていますが、そのほかの試合でも最後まで勝負をあきらめない。そういうチームなので本当に怖い」

                  ロングボールを多用してまずはボールを相手陣地に運んでおいて、そこからサッカーをスタートさせるというのが秋田のスタイルです。相手陣地にボールを運び、そこにプレスを掛けてチャンスをつくる、あるいはセットプレーを獲得して得点機会をうかがいます。

                  また小林監督の言葉にあるように勝負をあきらめない粘り強さを象徴するデータとして、時間帯別得点の割合が挙げられます。「75分~90分」に挙げた得点は6点で総得点30点の20%。さらに「後半アディショナルタイム」に挙げたのが3得点で10%。つまり後半の終盤で総得点の30%を挙げているのです。ちなみにギラヴァンツ北九州の場合のその時間帯の得点割合は17.3%です。

                  最後まで気を抜かないで戦うこと以外の秋田戦のポイントを小林監督と選手の言葉から探りましょう。

                  「ロングボールを多用してくるチームなので、それをはね返す僕らセンターバックと、はね返したボールを回収するボランチとの距離感が大事になると思います」(岡村選手)

                  これに関しては永田選手も同様の意見で「セカンドボール勝負の試合になると思うので、味方同士の距離感がとても大事になるはずです」と話しています。

                  またロングボール対策に関して岡村選手はこう加えています。

                  「前からプレスに行かなくてもロングボールを蹴って来るチームですが、自由に蹴らせてしまうと危険なボールを入れられるので、制限を加えるためにもやはり前の選手にはプレスで頑張ってもらわないといけない」

                  「蹴ると分かっているけれど…」というところがポイントになると言うのは小林監督です。

                  「ロングボールを蹴ると分かっていてもプレスに行かなくてはいけない。あるいは『また蹴られたか』と、何度も自陣に戻らなければいけない。そういう意味で、走ることが大事なゲームになりますが、そこには肉体的な強さだけではなく、『またか』と思いながら足を動かす精神的な強さも必要になるでしょうね」

                  秋田のスタイルを考えれば、派手な打ち合いにはならないと予想しますが、プレーする選手たちにとっては非常にハードな90分になるということです。

                  岡村選手は相手の特徴を消すことだけに一生懸命にならないようにすることも大事だとも言います。

                  「相手がロングボールを蹴って来るからと言って、僕らも同じように蹴り返してはいけない。蹴り返すことは簡単にできますし、時にそうすることも必要です。でも、はね返した後にセカンドボールを拾って、後ろからしっかり攻撃を組み立てるというように僕らのカラーを出したい。それは難しい作業ですが、そこにチャンレンジする意義はあると思います」

                  確かに守ってばかりでは勝点3の獲得は難しいですからね。金沢戦での髙橋選手の決勝ゴールのように、パスの出し手と受け手、そこに3人目が絡む攻撃は秋田の堅い守備ブロックを崩すのにも有効です。チームに備わりつつある、攻守における自分たちらしい武器をしっかり相手にぶつけることで勝利を手繰り寄せる。その意気は苦しい戦いだからこそ大事なのかもしれません。

                  [文:島田 徹]

                  福森 健太選手インタビュー ~金沢戦振り返り~

                  監督コメント

                  [試合総括]
                  なかなか自分達の思ったサッカーはできなかったです。シンプルに背後を取ってくるチーム、併せてグラウンドを含めた環境的に自分たちにとって厳しい状態でした。何度かはチャンスを作りましたし、特に両サイドバックが高い位置を取った時にスペースがしっかりできるのを前半からしっかり見つけ出して、特に前半は左、後半は両方にスペースを見つけ出して、うまくそこを使って得点ができたところはうまくいったと思います。
                  背後をうまく取られてロングスローでのリスタートというのは、最後まで苦しめられたというところがあるので、なかなか厳しいゲームだったなと思います。何度かそれも跳ねのけて幅広い展開ができると少し収まるんですけど、そこも回数が多くできなかったです。
                  ただアウェイでこういった戦いの中で勝点1を取ったというのは我々にとっては大きいと思うので、次のゲームにつなげていきたいと思います。
                   

                  Q:終盤は凌いだ反面、先制したのでやはり勝ちたいゲームだったのではないかと思いますが?

                  A:そうですね。前半少し立ち位置が高くなるとボランチの両脇が空いたところがよく見えて、特に新垣がそこを上手く使っていたと思います。後半は両方使えたので、そこをうまく使って得点できたということは、全体の意識がそういうところにつながったということだと思います。
                  ただシンプルに放り込まれてくるのを跳ね返して収めて、大きな展開がもう少しできると違うんでしょうけど、なかなかそこがうまくいかなかったというところですよね。点を取ったので勝ちたかったんですけど、点を取られた後はなかなか自分たちのサッカーができなかったというところは反省というか、難しい試合でした。
                  グラウンドが悪いのでスローダウンして丁寧にやるとアフターで入ったりするので、なかなかサッカーにはならないんですよね。そこをジャッジしてもらわないと、繊細にしなくちゃいけないんですよね。状況が良かったら顔を上げたままスピードアップしてできますけど、ピッチが深かったりものすごく傷んでいるのでスローダウンしたり丁寧に選手はやろうとすると思うんですよ。そこがうまくいかなくて選手のストレスになってると思うんですよね。もう少し細かくジャッジして欲しかった、(笛を)吹いてもらいたかったかなというのは正直思います。
                  こういう難しいゲームで、勝点3は取れなかったですけど勝点1を取れたのは良かったと、大きいぞという話になっていくと思います。
                   

                  選手コメント

                  DF30 福森 健太 選手

                  Q:非常にタフな試合でしたが、まず試合を振り返ってください。

                  A:秋田は徹底したチームで戦い方は理解していたので、逆に自分たちの中ではこういう風ふうに戦ったら優位に試合に運べるなというイメージがあって、それを実行して勝ちたかったんですけど、最低限勝点1を取れたというところで言えば、勝ちたかったですけどよかったのかなと思います。
                   

                  Q:こういうふうに戦ったらというのは、具体的にはどういうことでしょうか?

                  A:相手のサイドハーフがサイドバック、僕をマークするので、高い位置を取ったらそのままついてくるんですけど、フォワードの前二人を残してそれ以外で守るというような守備をするので、押し込みながら背後をつける時はついて、押し込んだ分その後ろのスペースは空くので、ミドルシュートだったりペナルティエリアの角あたりでのクロスだったりというのが増えるんじゃないかなと思っていました。なかなか僕たちもうまくそこまでできなかったなというのはあります。
                   

                  Q:ゴールシーンを振り返ってください。

                  A:瞬間的にスペースが空いてこぼれて来たらいいなと思って走り込んで、丁度自分のところにこぼれて来ました。前節も同じようにいけると感じたシーンがあって実際シュートまでいって、その時はキーパーに弾かれてしまったんですけど、そのスペースを感じてゴール前に入っていくということが続けて出来たので、それがゴールにつながったのかなと思います。
                   

                  Q:来週もアウェイで順位が近い松本山雅FCとの戦いとなりますが、意気込みをお願いします。

                  A:松本とは順位が近いので必ず勝って、その次がホームでの試合になるので、そこにつなげられるようにまた1週間良い準備をしていきたいと思います。
                   

                  MF16 西村 恭史 選手

                  Q:今日は秋田という特徴のあるサッカーをするチームに対して、どういうところを意識して臨みましたか?

                  A:向こうはシンプルに前に蹴ってくるサッカーをみんなが共通理解しあってブレずにやってくるというイメージだったので、蹴られた後のセカンドボールだったりを全員が意識してやっていました。
                   

                  Q:相手の特徴を踏まえながら、ある程度こういう展開になるだろうということは予測していたと思いますが、その予測と異なった点はありましたか?

                  A:グラウンドも結構芝生が長いというのはスカウティングでも言われていたんですけど、芝生が長くてボコボコしていて、これまでやったことがないくらいすごくて。元々言われていたんですけど想像以上で、アップで確認どうこうではないレベルでしたし、僕を含めて結構ミスもありましたが、それでも全員で対応して守れてたかなというにも思います。
                   

                  Q:同点に追いつかれた終盤にセットプレーで押し込まれた時間帯は、選手はどう話していたのでしょうか?

                  A:前回スローインからですけどやられてしまっていたので、僕を含め全員が、前は身長が高い選手もいましたし、セットプレーでは絶対にやられないというのは練習からずっと意識してやっていました。最後まで全員が集中力欠けることなく守れたので最後はよかったかなと思います。

                      
                  Q:セットプレーの際、西村選手はかなり効いていると思います。自分でも手応えはありますか?

                  A:僕のところでは全然やられる感じはしなくて、来たら弾くだけなので、自分が弾いた後のボールカバーだったり、今日も前半1本あったんですけど、自分にボールが来た時と来てない時もやっぱり全員が準備をして守るというのは本当に全員が意識してやれているので、そこは続けてやっていけたらなと思います。
                   

                  Q:次節は順位が近い松本山雅FCとアウェイでの対戦となりますが意気込みを聞かせてください。

                  A:今日は勝てなかったですけど負けなしでずっと来ているので、ここで相手を叩いて自分たちが1つでも上の順位に入って、最後にみんなで笑って終われるように1週間準備して戦っていきたいと思います。
                   

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