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試合日程・結果

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2021明治安田生命J2リーグ
第42節

2021.12.5(日)

13:00KICK OFF

NDソフトスタジアム山形

試合終了

モンテディオ山形

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ギラヴァンツ北九州

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              試合経過

                データ

                  TODAY'S MACH PREVIEW VS
                  レーダーチャート レーダーチャート
                  得点パターン 得点パターン
                  ランキング ランキング
                  ホットゾーン ホットゾーン

                  前節の栃木SC戦を1-2で落として2連敗。今季の19位以下が確定しました。「19位以下、最下位までの4チーム」が来季J3へ自動降格となる、というのが今季J2の規定ですが、まだギラヴァンツ北九州の降格が決定したわけではありません。

                  どういうことかというと、J3リーグを戦っているテゲバジャーロ宮崎が来季J2自動昇格枠となる2位以上の成績でシーズンを終えた場合、宮崎は昇格に必要なJ2クラブライセンスを保有していないのでJ3からの来季J2への昇格クラブの数は2ではなく1になり、つまり、J2からJ3へ降格するクラブが4から3に減ることになるので、J2の19位クラブは残留することができるのです。

                  現在20位のギラヴァンツ北九州と19位・SC相模原との勝点差は3ポイント。最終節で北九州が勝ち、相模原が負ければ勝点で並ぶことができます。同じ勝点の場合の順位決定は、得失点差、それも同じなら総得点で上回ったチームが上位となります。

                  現在の得失点差を見ると、北九州は「-27」、相模原が「-18」。つまり、北九州がアウェイでのモンテディオ山形との最終節で5点差をつけて勝てば得失点差は「-22」に、相模原が最終節のアウェイ・東京ヴェルディ戦で5点差をつけられて敗れると得失点は「-23」となり、北九州が19位となり残留することができるわけです。

                  非常に複雑な条件になるということは、それだけ実現が難しいということでもあります。まず宮崎の最終順位が2位以内でなければなりません。現在、宮崎はJ3の首位ですが、12月5日に行われるJ3最終節での試合がありません。今季J3は15クラブという奇数で戦っている関係で、宮崎は最終節前に今季の全日程を終えているのです。

                  首位・宮崎の勝点は「53」、2位・いわてグルージャ盛岡が「52」、3位・ロアッソ熊本が「51」ですから、最終節で岩手が引き分け以上(現時点での得失点差で宮崎を上回っている)で、熊本が勝利を挙げると宮崎は3位に後退することになり、J2からJ3への自動降格は19位を含めた4クラブになるのです。

                  いくつもの条件をクリアしての残留決定となれば、それは奇跡的と言えるものになります。「奇跡を信じて最後まで戦う」という言葉を口にするのは簡単なことですが、それがいかに難しいことであるかは、ここまで必死に戦って来た選手だからこそよく分かっているのでしょう、最終節を前に話を聞いた複数の選手からそのような言葉は聞かれませんでした。

                  だからといって、勝負を捨てているわけではありません。それらすべての選手が「勝ちます」と力強い言葉を口にしているのです。そこに共通してあるのは「勝利でシーズンを締めることで、1年間、苦しい戦いにあっても最後まで僕らを支えてくれたファン、サポーター、スポンサーの皆さんへの感謝を伝えたい」という思いでした。

                  感謝を捧げるためにつかんだ勝利が奇跡の扉を開ける可能性はゼロではありません。

                  最終節・山形戦に向けた準備をスタートさせるミーティングで小林伸二監督は選手にこんな話をしたそうです。

                  「通常シーズンなら、いま自分たちが位置する下から3番目のチームはJ3には降格しない。勝って少なくとも今の順位をキープして降格してしまうのと、21位以下に後退して降格してしまうのは同じ降格でも違う。だから最後に勝って終わろう」

                  小林監督の言葉を補足すると、2020年コロナ禍の中で行われたJリーグは特別措置としてJ1からJ2へ、J2からJ3への降格をなしとしました。その影響により今季20チームで戦ったJ1が来季に通常の18チームへ戻すためにJ2への降格チームを通常の2から4チームへ増加。その影響を受けてJ2のJ3自動降格枠も2から4チームへと増えている状況を指しています。

                  さて、最終節・山形とのゲームに話を移します。現在7位の山形は4月末に監督交代を行っています。石丸清隆監督に代わって指揮を執ったのは昨季のJ1で清水エスパルスの指揮を執ったピーター・クラモフスキー監督。この監督交代が奏功し、クラモフスキー監督の初陣となった第14節・愛媛戦から12戦負けなし。その間には7連勝もあり、15位から一気に5位にまで浮上しました。

                  石丸前監督時のチームも十分に攻撃的でしたが、クラモフスキー監督はさらに攻撃に重心を置いたサッカーを展開、それが好調の要因となりました。第33節からの4連勝のあと、現在は5戦未勝利と足踏み状態に陥っていますが、7位と一桁順位はキープしている状態です。

                  山形の得点者に攻撃の特徴が表れています。チーム内のトップスコアラーは10ゴールのFWヴィニシウス・アラウージョ選手ですが、そのやや後ろでプレーするFW山田康太選手が8ゴール、左サイドハーフでプレーする加藤大樹選手が7ゴール、右サイドハーフの中原輝選手が6ゴール、ほかに5ゴール以上を挙げている選手が二人います。この要因にもなる山形の特徴を小林監督は次のように捉えています。

                  「ボランチを中心にとにかく人がよく動くので、いろいろなパターンからゴールを挙げられるのが特徴」

                  トップに位置するヴィニシウス・アラウージョ選手も中央だけではなくサイドに流れてボールを引き出すプレーが多く、その動きによってできるスペースをほかの選手が積極的に利用しながらボールを動かすので、選手のポジションチェンジが頻繁で、その分、相手守備陣はつかまえづらい状況が生まれるようです。

                  山形の全体的な特徴を「両サイドバックが高い位置を取りながら主に左サイドは選手がローリングしながらボールを前に運ぶやり方や、そのほかの選手のポジショニングを含めて、われわれと似ている部分も多い」と小林監督は話しています。

                  そういう山形にあって小林監督が警戒したいと話すのが、ヴィニシウス・アラウージョ選手と縦関係でコンビを組む山田康選手です。1-2で敗れた前節・ツエーゲン金沢戦でもゴールを挙げている選手ですが、小林監督は「間のスペースで受けてからのスルーパスに注意が必要」と警戒しています。

                  ちなみに、同じ山田姓の左サイドバックの拓巳選手は小林監督が山形で指揮を執り始めた2008年に山形に加入してきた高校卒ルーキーで「ルーキーの中でもデビューが一番遅かった選手だけれども、いまやキャプテン、しかも先日300試合出場(J2通算)を達成したというんだから感慨深いものがあるね」と話しています。

                  今節が古巣戦ということにもなる小林監督ですが、山形戦でのポイントに「中盤でいかにボールを取れるか」を挙げています。山形の攻撃の起点となりまた変化をつける中盤の働きに制限をかけるため、また同時に、主に高い位置を取るサイドバックの背後のスペースをうまく利用したショートカウンターを狙うためです。

                  攻守それぞれの狙いをどこまでピッチ上で表現できるのかに注目です。

                  選手たちは「1年を通して支えてくれたすべての人たちのために勝ちたい」という思いをアウェイのピッチ上で表現することに努めることでしょう。今季最後のゲーム、しっかりと見届けてください。

                  [文:島田 徹]

                  監督コメント

                  [試合総括]
                  1年間応援ありがとうございました。感謝しています。
                  今日のゲームについてもですけど、すごく良い入りができたことと、いつもと違ってハイプレッシャーでボールを奪うことができたゲームだったと思います。ただ、残念なのは、相手があるのでかかっている時かからない時、一瞬の隙を突かれるということはあると思うんですよね。今日も山田選手がターンしてスルーパスというのは予想通りで、ファーストがあって締めろということで。でも取られた瞬間だったのでセンターバックがカバーに行くのが少しギクシャクしたと思うんですけど、そういうことも想定した中での失点。良い入りをしたところで一瞬の隙で点を取られる。自分たちのリズムで点が取れればいいんですけど、取り切れなくて相手のリズムになった時に耐えるということが今年はできなかった。前回のホームゲームもそうですし、今日もそういう部分が出てしまったなと思います。
                  ハーフタイムにうまくリカバリーして1点を取るというところでいくと、テンポが良く1点取ればわからないという状況まで来たと思います。PKは今シーズン全く入っていなくて、今回も外してしまった。その後も、自分たちのサッカーを無我夢中でやれるということもありますけど、やっぱり隙をつかれてしまう。常日頃から良い準備だったり球際だったり、球際に行く人と状況を見てカバーするという状況判断をより一層トレーニングの中で追求しなくてはいけなかったと感じています。なかなかそういうところが埋まらなかったシーズンということで、こういうことをきちっと埋められなかった私の責任だと思っています。残念な結果で申し訳ないです。
                   

                  Q:1年間応援してくれたサポーターへメッセージをお願いします。

                  A:ホームの最終戦、今日の山形戦についても沢山のサポーターが来てくれてとても感謝しています。週初めにコロナ禍にもかかわらずグラウンドに足を運んでいただいて、本当に力をもらっているのは事実です。すごくモチベーション高く選手はやってくれました。そういうことにすごく感謝をしています。その感謝に我々は報いることができず、すごく申し訳なく思っています。
                  今日は関東のサポーターが来ていると聞きましたが、北九州からも来ているということで、試合前に聞いた時に嬉しく思いました。もう1回ホームでできなかったことがここでできればという気持ちで選手を送り出しました。選手は本当に戦ってくれていますし、今日はデータ的にもすごく走っていたんです。でもチャンスをものにできない、一瞬のピンチを防げない。そういうところが今シーズンはどうしても埋まらない。メンタルの強さだったり気持ちを1つにするということが少し足りないのかなというふうに思っています。後半も良いリカバリーが出来て戦ってくれた。そういう中でやっぱり変わったなというのを私たちスタッフも選手もどのゲームでも見せたいんですけど、なかなかそこまで行かないんですよね。選手も歯がゆいと思いますけど、常日頃の鍛錬が今年は足りなかったとすごく反省しています。我々に対して毎週大きな期待をしてもらい、足を運んで応援してもらったことにとても感謝しています。選手も我々もそこは重々わかっているので、そこは忘れずにもう1つ強い北九州に変わっていければと思います。
                   

                  選手コメント

                  DF5 村松 航太 選手

                  Q:約2か月ぶりの出場となりましたが、どんな気持ちでピッチに入りましたか?

                  A:ずっと上から見たりテレビ越しに観ていて、もどかしさをこの2ヶ月間はすごく感じていて、その中でチャンスをもらえたので思い切ってやろうと思いました。あとは周りを鼓舞して僕の出来ることをやろうと思って入りました。
                   

                  Q:監督も言っていましたが、久しぶりにハイプレスが効いたということで、そこに関して特に意識したことはありますか?

                  A:練習でセンターバックが思い切ってトップ下の位置に出ようという練習はしていて、その中でそのシーンが何回かできたのと、今日は攻める姿を見せたかったのでそれが現れたのかなと思います。
                   

                  Q:一方、監督が隙を突かれるというのが今季は続いて、それを象徴するゲームになったと言っていました。今日もそんな感じになってしまったのでしょうか?

                  A:その通りだと思います。一瞬の隙を僕たちも準備をしていなかった訳ではないですけど、その一個上を行かれたりとか。あとは山形の選手の方が精度が高かったり、色々あると思います。
                   

                  Q:チームとして厳しい結果となった今シーズンをどのように感じていますか?

                  A:個人としては本当に悔しかったシーズンで、何もできなかったというのがあります。チームとしては、やっぱりあと1歩のところだったりとか、精度の部分が対面する選手に負けていたり、チームとして負けていたりというのがあって今年はあまり勝てなかったのかなと思います。
                   

                  Q:去年のメンバーがかなりいなくなり、チーム作りの難しさはありましたか?

                  A:僕はプロでサッカーをするのは2年目なので、メンバーの入れ替わりは何人が多いとかあんまりわからないんですけど、去年から人が変わったとか言うのはあまり好きじゃなくて、今年は今年でやれることがあると思うので。でもそれができなかったから降格してしまった。そのできなかったのはやっぱりコミュニケーション不足だったりとか、選手同士の要求、勝利への執着とか挙げたらキリがないんですけど、そういうところは今思えばもっとやっておけばよかったかなという後悔はあります。
                   

                  Q:1年間応援してくれたサポーターへのメッセージお願いします。

                  A:今年は本当に勝ち試合をあまり見せられなくて、サポーターの方々には本当に苦しい思いをさせてしまったと思います。でもそんな時でも応援して頂いて、それが本当に僕たちの力にもなったので感謝しています。ありがとうございました。
                   

                  FW18 富山 貴光 選手

                  Q:ゴールシーンについて。

                  A:(髙橋)大悟からいいボールが来て、最初はトラップをしようと思っていたんですけど、ディフェンスが帰ってきたので切り替えして上手く流し込めて良かったと思います。


                  Q:富山選手はゴール数はキャリアハイとなりましたが、今シーズンを振り返ってどんなシーズンでしたか?

                  A:本当に苦しいシーズンでした。個人としてはキャリアハイのゴールは生まれましたけど、チームとしてなかなか結果が出ず、J3に降格させた責任の方を重く感じています。
                  若い選手達がいる中で色々試行錯誤しながら、若い選手が成長していくことを手助けしながらやっていたつもりでしたけど、なかなか結果に結びつかなかったのは非常に残念です。こうしていればというふうに思う部分はどうしても出てきてしまったので、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
                  来季以降もギラヴァンツ北九州は存在しますし、若い選手に逆に自分が成長させられた部分もあるので、来季につなげて個人としてもギラヴァンツ北九州としてJ3で優勝してJ2に上がって来れるように、選手達が色々考えてまたピッチで再会できたらいいなと思います。


                  Q:1年間応援してくれたサポーターへのメッセージをお願いします。

                  A:本当に苦しい状況の中でも、こういったコロナ禍の中でもとてもたくさんの人たちがスタジアムに来てくれたり、応援してくれたり、本当に色々な人達の支えがあって最後まで戦えたと思います。色々なサポートをしてくれて、我々の応援をしてくれて、本当にありがとうございましたというのを伝えたいです。

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