2024.3.6WED19:00
ミクニワールドスタジアム北九州
試合終了
ギラヴァンツ北九州
前半
後半
大分トリニータ
- スタジアム
- 入場者数
- 天候/気温/湿度
- 主審
- 副審
- 第四の審判員
MEMBERメンバー
REPORT試合経過
DATAデータ
COMMENT監督コメント
MANAGER
増本 浩平Kohei MASUMOTO
[試合総括]
4-2-3-1で大分さんが来るだろうということをJリーグの試合を見た中で、こちらは3-5-2で入ったらズレが作れるかなということと、大分さんのストロングの部分を消していくためにバイタルのところで少し押し込んで数的優位を作っていくという狙いを持って入りました。その狙いがうまく出たシーンも多かったとは思いますけど、大分さんの力でうまくいかないシーンが出てきてしまった。もうちょっと自信を持って相手を見て動かすことを選択すれば、もう少しボールを動かせたかとも思います。結果として最後点を取り切って、サポーターの皆さんと喜びを分かち合うことができたのは本当に嬉しいです。
交代で出た選手たちがしっかり自分のタスクを理解して、それを表現してくれたことも嬉しいです。交代した選手が活躍するというのは、最初から出ていた選手がしっかり仕事をしてくれたからだと思っているので、本当にチーム全員で掴んだ勝利だと思っています。
Q:今シーズン初スタメン・出場の選手もいましたが、試合前に選手たちにかけた言葉はありますか?
A:大分さんはJ2だけどそんなの関係ないという話と、ここは俺たちのホームだからしっかり戦わないといけないし九州ダービーだからダービーというのは負けちゃいけないよという話。クラブとしてルヴァンカップに初めて出るのでクラブの歴史になるために、君たちが今日はその歴史を作ることができるからしっかり戦って勝って記録を作りましょうという話はしました。
Q:この勝利を今後にどうつなげたいですか?
A:トーナメントということもありますし、システムを変えて準備をしてきました。うまくいった部分、うまくいかなくなった部分を含めて、次はリーグ戦は沼津さんとの対戦になるので、今日のルヴァンカップも沼津さんは勝っているのでかなり調子が良くて去年からの積み上げがしっかりあるチームです。4-3-3でボールを保持して、保持するだけではなくて勢いがあるチームなので、それに対して僕らがどういう準備をしていくか。いつも通り4-2-3-1で戦うことで勝利をつかみにいくのか、またはシステムを変えて違う形で勝利を目指していくのかということはこれから考えたいと思います。
Q:今シーズンからルヴァンカップは全クラブ参加になり、登録の選手も18人から20人に増えました。実際に初めて参戦して勝利して、Jリーグとしては地方クラブを引き上げるという狙いもあると思うのですが、その辺りのメリットはどのように感じていますか?
A:今日、アウェイのゴール裏にあれだけ人が入ってくれて、地方都市としてはそういう方たちが経済を回してくれているということに対しては街としてもありがたいという面があるのではないかと思っています。なので、今年こういう形で、下の順位のチームにホーム開催の権利があるというのはすごく良い試みと思います。上位チームからしてみれば連戦の中でアウェイの試合が一つ増えるので大変になると思うんですけど、我々は大会についてそういう風に思っています。北九州市は地方と言っても大きな街だと思うので、すごく良い試みではないかと思います。週末に開催されれば泊まりでということも考えられるので、より経済効果があるのかなと思います。日程はミッドウィークでの開催になりますけど、週末に開催できたらメリットはもっと大きくなるのかなと思います。
Q:延長で坪郷来紀選手を入れた時に4-4-2に変えたのかなと思いましたが、あの勝負どころはイメージして準備していたのでしょうか?
A:練習の中ですごく意欲的にトライしていることが多かったので。今日このゲームでもし来紀が得点を決めて勝つということができればクラブとしても大きな財産になるかなということもありましたし、来紀がヒーローになったら面白いなということも思って使いました。
COMMENT選手コメント
PLAYER
渡邉 颯太Sota WATANABE
Q:嗅覚で取ったゴールですか?
A:そうですね。ああいうクロスに対してワンタッチゴールするというのは自分の特徴でもあるので、信じて走り込んだら良いボールが来たので押し込めて良かったです。
Q:ディフェンスが2人いたと思いますが、よく触りました。
A:僕もプレー映像を見返して相手が2人いたというのはわかったんですけど。あの時は相手が2人いるとかは分かっていなくてただ、単に(乾)貴哉くんのクロスに対して自分が合わせるということしか考えてなかったです。
Q:試合の途中から相手に競り勝つシーンや前を向くシーンがありました。波に乗った中でのゴールだったと思いましたが、いかがですか?
A:自分の中ではシュートチャンスが多くあった中で決めきれていなかったので、もどかしさや自分が決めないといけないという強い気持ちがありました。それがゴールにつながったと思います。
Q:ホームで勝利を決めるゴールでした。
A:個人的なことになるんですけど、自分は大学時代にプロになりたくて、でもなかなかオファーがなくて。その中でギラヴァンツがオファーをくれたので強く恩を感じています。サポーターやクラブの方、運営してくれている方が報われるのは勝利だと思うので、自分の得点でチームを勝たせてそういう人を笑顔にしたいという気持ちは強いので、それが一つ今日は結果として出せて良かったです。
Q:今日はアウェイ側の観客席の雰囲気がいつもと違いましたが、いかがですか?
A:そうですね。リーグ戦は2試合経験していたんですけど、今日の試合はナイトゲームということ、相手のサポーターが多かったというのもあるかもしれないんですけど、夢の中にいるようなふわふわした変な感覚だなというのはありました。
Q:自分のゴールがクラブとして初めて参戦したルヴァンカップでの勝利につながったという点についてはいかがですか?
A:試合前から監督が、このルヴァンカップにチームとして出るのは初めてなので歴史を作るぞというのは言っていて。その話を聞いた時に、じゃあ自分は初ゴールを決めたいというのは強く思っていたので、それが思い通りになってすごく嬉しいです。
Q:この勝利はリーグ戦に向けていかがですか?
A:自分は相手が格上だと燃えるタイプなので絶対勝つという強い気持ちは持っていました。今日はみんながハードワークをしてサポーターと一丸になって戦っていた雰囲気があったので、それをリーグ戦でもやれたら昇格というのも見えてくると思うので、これを継続していきたいと思います。
PLAYER
坪郷 来紀Raiki TSUBOGO
Q:監督が、坪郷選手が今日点を決めて勝つとクラブの財産になるということもあり起用したと言っていました。
A:自分自身ミクスタで初出場ということもあったし、ルヴァンカップはチームとしても初めてということで、時間帯もそうですし結果を求めて入ったんですけど、結果につながらなかったのは残念でしたけど、自分らしいところは出せたかなと思います。
Q:雰囲気はいかがでしたか?
A:最高でした。大分のファンの皆さんもたくさん来てくださっていたんですけど、ギラヴァンツのサポーターもそれに全然負けないすごい応援でした。
Q:ピッチに入る時に監督に声をかけられましたか?
A:どんどん仕掛けてチャンスがあればシュート打てと結果のところで言われました。次はゴールを決めます。