2025.7.16WED19:00
ベスト電器スタジアム
試合終了

アビスパ福岡
前半
後半

ギラヴァンツ北九州
- スタジアム
- 入場者数
- 天候/気温/湿度
- 主審
- 副審
- 第四の審判員
MEMBERメンバー
REPORT試合経過
DATAデータ
COMMENT監督コメント
MANAGER
増本 浩平Kohei MASUMOTO

[試合総括]
耐える時間が長くなることは予想していた中で、どのように入るか、そしてどう勝つかを栃木シティ戦が終わってからずっと考えていました。ボールを保持している時にウイングバックを引き出して、その背後を取りに行く展開をやれたらと思っていました。ゴールキックの始め方もいつもより低い位置から始めていたので、それだけ圧を感じていたと思います。負けたくない気持ちが強くなりすぎて、勝ちに行くことより守りに入ってしまったと思います。全体でやるべきことを徹底していく中で、ボール保持する時間を作られたり、差し込んだところを狙われていた部分もあり、意図していたものはあまり出せなかった印象です。
ただ、ゴールキックの場面で普段ならつなぐところを蹴ったり、工夫している姿は見えましたし、セカンドボールを拾って押し込んでいく場面もあったので、本当にワンチャンス、ツーチャンスをどう決め切るかという試合だったと思います。それを決め切れなかったことが試合を難しくした要因だと感じます。北九州を代表して福岡のチームと戦えることを、選手たちは誇りに感じていたと思います。120分を通して0点に抑えたことは、非常にポジティブな材料だと思いますし、これを次に生かしていきたいと考えています。
Q:アビスパ福岡との真剣勝負、スタジアムの雰囲気も含めてどのような感想ですか?
A:平日のナイトゲームにも関わらず、これだけ多くの方が集まり最高の雰囲気でゲームができるのは、僕らにとって非常にありがたいことです。北九州からもあれだけ多くのサポーターが駆けつけてくれて、本当に最後まで一緒に戦ってくれていたと感じており、感謝しかありません。
Q:3バックは前節から1人しか変更がない中で120分を戦ったシステムについて、改めてどのように評価していますか?
A:3バックで戦うとなると前節から含めて4人しかいないので、誰をどう組むか、そもそも4バックでやるべきではないかなど様々な選択肢がある中で、戦いました。前節の失点はすべてセットプレーによるもので、オープンプレーの中でやられた場面はほとんどなかったことを踏まえると、今の4人は良い状態で競争していると思います。4人とも非常に良いパフォーマンスを見せてくれているので、本当に評価しています。全体としてどのように守るか、ボールを奪いに行くかをこれから作っていくことがこれからの課題だと思います。後ろの選手は前線の選手を動かせるようになってほしいし、前の選手は後ろの状況を把握した上で、どこでハメに行くのかを理解してほしいです。そのような絵をこれからしっかり合わせていかなければならないと感じます。
COMMENT選手コメント
PLAYER

田中 悠也Yuya TANAKA
Q:今日の試合の感想をお願いします。
A:福岡ダービーだったので、勝ちたい思いはとても強かったです。PK戦で負けてしまったので、そこはすごく悔しいというか、もっと自分にできることがあったのではないかと振り返りっています。
Q:再三好セーブがありました。ご自身のパフォーマンスについてですか?
A:コンディションは良い状態だったので、やれる自信はずっとありました。自信を持って臨めましたし、何が来ても想定内でした。120分の中で自分の価値を示すことができたので、次のリーグ戦につながると思います。
Q:今日の試合の雰囲気はいかがでしたか?
A:すごく楽しかったです。平日のナイトゲームとは思えないくらい良い雰囲気を作ってくれました。多くの黄色いサポーターが集まってくれて、メインスタンドやバックスタンドにもいてくれて、とても頼もしかったです。120分を通して、足が動かなくなったり、つっている時に、あと一歩足が動いたり、あと一歩寄せることができたのは間違いなくサポーターの声援のおかげだと思います。
Q:ビッグセーブもありましたが、ディフェンスの選手たちもシュートブロックに入っていました。
A:シュートブロックは本当にありがたかったです。リーグ戦開幕して良かった時は、身を投げ出してブロックしてくれるところがチームの良さでした。その部分が4連敗中の試合では少し薄れていたと感じていますし、チームとしても実感していると思うので、もう一度そこを見つめ直さなければいけないと思います。もう一度開幕戦のような気持ちで、絶対に勝ちたい思いで臨めば結果は自然とついてくると信じています。
PLAYER

東 廉太Renta HIGASHI
Q:今日の試合の感想をお願いします。
A:攻め込まれる時間が長くなってしまいましたが、前半を0点で抑えることができたのは良いことだと思います。後半はチャンスを決めきれない状況が続いていましたが、守備は固く守れて0点で抑えることができました。PK戦だったので、どちらに転んでもおかしくないゲームでしたが、相手に転んでしまったことは悔しいです。
Q:アビスパ福岡の選手についてですが、前線の選手は非常に迫力のある選手が多かったのではないでしょうか?
A:ウェリントン選手は僕が高校3年生の時ルヴァンカップでFC東京に所属していた際に湘南で対戦していて、その時にバチバチにやり合った経験がありました。今回も彼が覚えてくれていて、3年ぶりの再戦だったので、自分の中でもかなり気合が入っていました。ウェリントン選手に仕事をさせないことは一つの目標でもあったので、その点については80点ぐらいの出来だと思います。
Q:アビスパ福岡はほぼフルメンバーで来ていた中で無失点に抑えたこと、今後にどうつなげていきたいですか?
A:J1クラブとの試合は今シーズンも何試合かやって良い形で終えられていたので、今回も同じように臨んでいました。これからのリーグ戦でも、格上の相手と同じメンタリティで全員がその気持ちで挑めば良い試合ができるのではないかと思います。
Q:ディフェンスの選手は懸命にシュートブロックをしていました。
A:最後は気持ちの部分が大きいと思います。体を投げ出してボールに向かっていき、ゴールを割らせないことが一番大切です。後ろの選手が体を張って守り、前の選手に決めてもらうのが今の北九州の強みだと思うので、そこは意識しました。