2025.7.5SAT18:00
ロートフィールド奈良
AWAY
試合終了

奈良クラブ
前半
後半

ギラヴァンツ北九州
- スタジアム
- 入場者数
- 天候/気温/湿度
- 主審
- 副審
- 第四の審判員
MEMBERメンバー
REPORT試合経過
DATAデータ
COMMENT監督コメント
MANAGER
増本 浩平Kohei MASUMOTO

[試合総括]
監督が交代して3試合目になると思いますが、奈良の選手たちは迷いなくプレーしていたと感じましたし、自分たちが準備してきたものを上回られたと感じます。優勝を目指して戦っている中で、前のめりになった際の背後をうまく狙われた印象です。奈良さんはハイラインで強気に守ってくるチームだと感じていました。脇を取るところまではできていたものの、効果的に崩しきることができませんでした。後半は2トップにして、前線に起点を作りつつ走る役割と受ける役割を明確にする意図で臨みましたが、前のめりになったところを逆に突かれて失点してしまいました。
取りに行っての失点だったので、選手たちを責めるつもりはありません。勝つために矢印を前に向けてチャレンジした結果なので、逆襲された部分に関しては、コントロールできなかった自分の責任だと思っていますし、しっかり受け止めて次に繋げていきます。
シーズンの半分が終わった時点で、ちょうど勝ちと負けが同じ数です。優勝を目指す上で痛い敗戦数ではありますが、昇格という目標に向けて、今ここで折れている訳にはいかないので、しっかり整理して次へ進んでいきたいと思います。これまでやれていたことが、できていないことはもったいないと感じています。夏場への備えはしてきたつもりですが、その順応がまだ不十分である現状を受けて、自分たち自身に矢印を向けてやり直していく必要があると感じます。
Q:夏場の順応という話が出ましたが、今日の選手の動きについて思っていたより重く感じた部分はありましたか?
A:試合の入りからしっかり動けていたと思いますし、準備はできていたと思います。100%で攻めに行くと、ボールを失った後は100%で戻らないといけません。選手の体力的な消耗が大きくなってしまうので、ボールをゆっくり動かしながら相手を揺さぶり、省エネの中でほころびを作り、そこを攻めるようなアプローチも必要だと感じます。我々は、前線からのプレッシャーで奪って、素早く攻撃するスタイルをベースにしているので、ミドルエリアや最終ライン付近でも攻撃の展開が増えてきます。そうなると選手の負担も大きくなりますが、攻撃を完結して得点できれば、ゆっくり帰れるという話はしているので、攻撃の完結を目指すのか、ボールを保持する時間を増やしていくのかの選択がこれから大事になります。
COMMENT選手コメント
PLAYER

井澤 春輝Haruki IZAWA
Q:厳しいゲームになりましたが、試合を振り返っていかがですか。
A: サッカーをやっている上でミスはつきものだと思います。ロッカールームで選手たちと話しましたが、ミスをして落ち込むのではなく、次やろうといった前向きな姿勢やパワー、雰囲気に変えるのが本来の僕たちだと思います。今日は見られなかったのが、チームとしてもったいなかったと感じます。
Q:前半戦が終わったこのタイミングで、悔しい気持ちや反省点も多いかと思います。後半戦に向けて、今の気持ちを教えてください。
A:終わってしまったことは仕方がないですし、3連敗中ですが、プロサッカー選手として何ができるかといえば、ピッチの上で結果を出すことだと思います。自分たちが掲げた目標に対して、もう一度ベクトルを合わせて、練習から突き詰めて、結果で恩返ししていきたいと考えています。
Q:ファン・サポーターの皆さんへメッセージをお願いします。
A:2連敗のあと、前回のホームゲームではブーイングを受けました。そんな状況でもこれだけ多くの方がスタジアムに来てくださり、本当に僕たちに期待してくれていると感じています。その中での3連敗は、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、僕たちが下を向いたら終わってしまうので、このリーグ戦がすべて終わった時にファン・サポーターの皆さんに喜んでもらえるように、もう一度上を目指してやっていきたいと思います。
PLAYER

永井 龍Ryo NAGAI
Q:怪我から約2か月ぶりの公式戦出場となりましたが、いかがでしたか。
A:チームが連敗中という状況だったので、自分が何とか流れを変える存在になろうという気持ちで試合に入りました。ここまでの道のりは長かったのですが、スタッフやトレーナーの支えもあり良い状態で復帰することができたので、今日の試合では自分の良さをしっかり見せたいと思って臨みました。
Q:今日の試合結果について、どのように受け止めていますか。
A:チームがうまくいっているかというと、そうではないかもしれません。ただ、こういう状況は逆にチャンスだと思っています。チームがまた良い方向に向かったり、失敗から学んで生まれ変わったりすることは、これまでのサッカー人生で何度も経験してきました。常にうまくいくわけではないし、甘さや足りない熱量を見直すきっかけになる試合だったのではないかと感じます。
Q:前半戦は8勝3分8敗という結果でした。後半戦に向けて今どのような思いをお持ちですか。
A:この結果は優勝を目指すチームの結果じゃないと思います。それは自分たち自身が真摯に受け止めなければいけないと思います。すべてをネガティブに捉えるのではなく、ここからしっかり勝っていけばまだ上を目指していけると思うので。諦めずに自分たちを信じて、毎日の練習から積み重ねていくしかないと感じます。最後に、奈良まで来ていただいた皆さんに、今日は本当に申し訳ない結果になってしまいました。いつも応援していただいていることを、改めて実感しました。今日は悔しい思いをさせてしまいましたが、次こそはしっかり結果を残して、皆さんと一緒に喜びを分かち合いたいと思います。本当に、いつも応援ありがとうございます。