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2021明治安田生命J2リーグ
第12節

2021.5.5(水)

16:00KICK OFF

カンセキスタジアムとちぎ

試合終了

栃木SC

栃木SC

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ギラヴァンツ北九州

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              試合経過

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                  TODAY'S MACH PREVIEW VS
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                  得点パターン 得点パターン
                  ランキング ランキング
                  ホットゾーン ホットゾーン

                  前節の松本山雅FC戦は1-2の敗戦。6戦目にしての今季ホーム初勝利まであと一歩のところまで迫りましたが、残念ながら届きませんでした。まずはその松本戦の反省点からです。

                  やはり1失点目ですね。第10節のファジアーノ岡山戦の失点の形と少し似ていました。自陣左サイドでボールを持つ相手に対して、サイドバックとセンターバックが対応に出て、その背後のスペースに走り込んできた選手にパスを通されて崩された形。小林伸二監督は次のように振り返っています。

                  「岡山戦前までの試合で、うまくハイプレスがかからないので、サイドにボールを追い込んで奪う、という守備もやっていて、そこでうまくボールを取れていたんですよね、特に左サイドで。でも、追い込んで取るというやり方に自信を持つのはいいんですけど、相手の選択を限定するというところに意識が行きすぎて、ボールを奪うに行くという姿勢が弱くなった。やはり、バスンバスンとボールホルダーに強く行かないとだめですね」

                  つまり、スペースに飛び出した選手にパスを出した選手への圧力がまずは不十分だったということです。小林監督は続けます。

                  「相手にしたら心地よくプレーできる程度の圧力になっている。松本戦の立ち上がりに六平(光成選手)がバスンバスンと強く行ったシーンがありましたが、そういうのをベースにしなきゃいけない。そうやって行って取れないにしても、ギュッと寄せることで本当の圧力が相手にかかってパスコースを限定できるから後ろの選手も次の圧力をかけやすくなる。『寄せてもパスを出されて圧力を回避される』という考えで行く緩い寄せは、結局、後ろにしわ寄せがくる、それがピンチにつながるということです」

                  それから、パスを出された後の対応について小林監督はこんなふうに言っています。

                  「相手のスピードに合わせた判断ができず、それによって動き出しのタイミングが遅れたから、ああいう後手を踏む対応になったと思います。その“一瞬”があのエリアでは大切になります。相手のスピードに合わせたスピードで判断とプレーをしなきゃいけないということと、予測と準備が大事だということ。この反省はしっかり次に生かしたいと思います」

                  負けたからすべてが悪いということではありません。もちろん良い点もありました。特に攻撃においては、得点の可能性を感じさせる良い形がたくさんありましたよね。1失点後にすぐに気持ちを切り替えて、連続して決定機をつくりだしました。

                  17分は右ショートコーナーキックからの連係プレーで最後は髙橋大悟選手が左足シュート、27分には左サイドを連携プレーで崩して新垣貴之選手の深いエリアからの折り返しをニアサイドに飛び込んだ髙橋選手が合わせ、31分には針谷岳晃選手の角度をつけたパスをゴール前中央で受けた髙橋選手が巧みな反転から右足シュート。いずれもネットを揺らしてもおかしくない絶好機でした。

                  小林監督はその連続した好機を映像で見せながら選手にこう話したそうです。

                  「『そこまで来ているんだよ、あそこで取れれば流れは大きく変わったはずだよね? あそこで取らなきゃいけないけれども、そのためにはこぼれ球を狙うとかの予測も必要だぞ』と。それから『今はチャンスをたくさんつくる意識を持ち、チャンスにたくさん絡んでいるが取れない選手は、そこにいることを評価して、次は取るぞ、という気持ちでそれを継続していこう』とも話しました。そろそろセットプレーから、それからダイゴ(髙橋選手)も取れそうな気がしています」

                  そしてルーキーの狩土名禅選手が松本戦でJリーグデビューを果たしたことも明るい材料の一つです。約20分間のプレーでしたが、ボールにはうまく絡みましたし、スピードと強さの一端が垣間見えましたね。ただ、ストライカー育成に定評のある小林監督はポテンシャルの高さを認めながら「自分がボールを失った時の切り替えが遅いんですよね」と課題に目が行った様子でした。これも期待の表れでしょう。いずれにしても、あの力強さは攻撃時の良いアクセントになりそうです。

                  課題をしっかりと修正し、収穫を発展させて結果につなげる。そういう姿勢で臨む今節は栃木SCとのアウェイゲームです。しかし難しい戦いになりそうです。まずはご存じのように選手1名に新型コロナウイルス陽性反応が出て、4選手が濃厚接触者と反対されたため、計5選手が栃木戦のメンバーに入れません。

                  前節から中三日で迎える連戦であることも考えると、小林監督もメンバー選考に悩みそうです。しかし、前向きに捉えることもできます。出番をもらった選手にとっては大きなチャンスであることは事実ですし、この機会に良い結果を残そうとする彼らの意欲が、なかなか結果が出ていないチームに良い変化をもたらすエネルギーとなる可能性があるからです。

                  もちろん、対戦相手の栃木の良い状態が難しい試合になると予想する理由の一つです。開幕から3連敗を喫しましたが、その後3連勝と4戦連続ドローの7試合負けなしとして勝点を積み重ねました。前節のジュビロ磐田戦は2-3で敗れましたが、2度も追いつく粘り強さを見せており、その内容からして、チームに生まれた自信は継続しているでしょうし、勢いも衰えていないはずです。

                  3年目の指揮となる田坂和昭監督率いる栃木の印象と特徴を小林監督はこう捉えています。

                  「ボールを前に放り込んでおいて高い位置でサッカーをするという考え方だと思います。新しく入った柔らかいプレーができる選手がいるから、時折、横に展開しながら、ということはありますが、基本的にはハイプレスからのショートカウンターを狙うのがスタイルだと捉えています。あとはロングスローを含めたセットプレーには自信を持っているようですね」

                  小林監督が言う「柔らかい選手」とは、岡山から加入の34歳・上田康太選手と、セレッソ大阪らの期限付き移籍で加わった19歳・松本凪生選手あたりのことでしょう。この二人はここ2試合でボランチとしてのコンビを組んでいます。球の出所として警戒したい選手です。

                  では栃木戦で勝点を獲得するためのポイントは何でしょうか。

                  「栃木のハイプレスに対しては、幅を取りながらうまくかわしてボールをつないでいきたいと思いますが、栃木のプレスも良いからボールを失うこともあると思います。その時に栃木以上の素早さで切り替えができるか。それを何回も連続してできるか。そういう粘り強いメンタルを持てるかがポイントになると思います」

                  そう話す小林監督にハイプレスをかわすためのボールの動かし方を聞くとこんな答えが返ってきました。

                  「ボールホルダーのサポートを素早くすること。そのサポートも横と縦の両方で。それからボールを動かすのも、怖がらずに幅を取ることができるか。幅を取れば栃木の守備反応は鋭いからそちらに向かって動くから、今度はバイタルエリアが空いてくるはずなので、そこをすかさず狙えるかどうか。そういう相手の敏感さを逆利用した賢いボールの動かし方ができるかどうか、ですね」

                  今季二つ目となる勝利で連敗を阻止、それから良い状態で第13節、ミクスタでのV・ファーレン長崎との九州ダービーに向かいたいですね。福岡県における新型コロナウイルス感染者が急増している状況ですから、みなさんも十分に注意した上で、それぞれが可能な形でのサポートをお願い致します。

                  [文:島田 徹]

                  監督コメント

                  [試合総括]
                  まず栃木さんは独特なチームで前からボールを入れてハイプレスをかけてくるというチームです。そこに一緒にならずに我々はボールを回すというところで、相手の隙があればボランチを1枚落として確実に回す。そこに当然プレスはありますけど、それは予測した中でボールを回していくというところで、立ち位置もちょっと工夫をしながらボールを回せたという前半だったと思います。
                  残念ながら失点しましたけど、ああいう失点でやっぱり我々のビルドアップのところが問われるというのと、やっぱりもったいないなと、ちゃんと見て欲しいなというふうに思います。それにめげずに今日の初スタメンの井澤(春輝選手)が、そこの大事な任務をしていたんですけど、本当によくやったと思っています。
                  後半はそういう中で持ち上がった敵陣で幅広い攻撃をするというところも、スムーズに出来たんじゃないかなと思います。ただフリーキック、ロングスロー、プレーが止まった時に怖いので、そういうところは集中してやってくれたなと思っています。カードを上手く切りながら交替選手が今の状況を見ながら、5枚のカードを切って戦うということは言っていましたので、そういう意味では本当に良い入りをしてくれたと思っています。
                  苦しい連敗の後にアウェイでこういう形で取れたので、ホームに帰って連勝できるように良い準備をして、今度こそはホームでサポーターと一緒に喜びたいと思います。
                   

                  Q:チーム状況が難しい中、勝点3以上の価値がある勝利だったのではないかと思いますがいかがですか?

                  A:そうですね。独特なチームなので、我々も立ち位置を変えながらボールを運んだというのも成功したと思っています。そこから良い攻撃とああいう形でカウンターでフリーキックを取って得点というところもできましたし、良かったなと思っています。ボールをやっぱりきちっと距離感を保ちながら、ボールを怖がらずに回していくというのを今日はできたんじゃないかなと思います。特にプレスが効く相手でしたけど、それはうまくできたのではないかなと思っています。
                  引き続き、今日は前からのプレスはほとんどなかったですけど、そういうところもできるようにやっていきたいなと思っています。
                   

                  Q:髙橋大悟選手のフリーキックで追いついてから、佐藤亮選手と富山貴光選手を入れるまでに約20分以上ありましたが、あのタイミングで入れた狙いを教えてください。

                  A:ボールは回っていたのですが、後方からサイドハーフの縦パスというところがちょっと捕まっていたので、サイドハーフをどうしようかというところと、そこに思い切って佐藤亮を入れたらどうかなというのもありました。ですけど、そこは久しぶりに出すには亮には前で走らせた方が良いなというところと、併せて(前川)大河が少し疲れてきたのでそっちの方が先行したというところ。リスタートの事を考えると平山駿を外すと言うことはスペースマークがいなくなるんですね。ロングスロー、コーナーキックは向こうの得点源ですから、そこにトミ(富山貴光選手)が入ることで1つ安定したということと、最後はその両サイドハーフを替えて活性化したいというところが、最後の最後まで待ってスピードをある選手を投入したという形が、今回はうまくいったなというところです。
                   

                  Q:前田紘基選手をあのポジションで起用をした狙いと、今日の評価はいかがですか?

                  A:実を言うと、彼の任務は大きかったんですね。色々な形でサブに入っていましたけど、なかなか使うことができなくて。今日は思い切って初めからスタメンということと、サイドハーフでありながらワイドで持ち出すという立ち位置を序盤で取らなくちゃいけないという。当然相手のサイドバッグが食いつくので、そこにわざと来させておいて持ち出すということと、高い位置では真ん中でサイドハーフの仕事をするという2つの仕事をしてくれたということです。
                  前半はあまり触っていませんけど、かなりスプリントの数が多くて、60分くらいで足が止まるかもしれないという報告はもらっていました。攻守においてボールをたくさん触っている訳ではないんですけど、ポジションを取りながら守備をしたり飛び出したりというところで随分助けられたのではないかなと思います。良い仕事をしてくれたなと思っています。
                   

                  選手コメント

                  MF10 髙橋 大悟 選手

                  Q:久しぶりの勝利ですが、まずお気持ちから聞かせてください。

                  A:長く勝てていなかったので、すごくホッとしています。いろいろな状況があって難しい試合でしたけど、最後までゴールを取るという全員の気持ちが繋がった良い試合だったかなと思います。
                   

                  Q:素晴らしいフリーキックでしたが、得点シーンを振り返ってください。

                  A:思い切り打てたのと、あと最近キックの調子があまり良くなかったので逆に思い切り蹴れたというか。入って良かったなと思います。
                   

                  Q:フリーキックの時の相手の壁は左側に高さがある選手がいたので右側を狙うかなと思いましたが、左側を狙った意図を教えてください。

                  A:キックは僕の武器のひとつでもありますし、壁の脅威はあまり感じなかったです。あまりどこが高いとかいうよりも、自分のキック次第かなと思っていたので、あまり気にはしていなかったです。
                   

                  Q:すぐにホームゲームがあります。次節への意気込みお願いします。

                  A:ホームで勝てていないので、この1勝を無駄にしないようにまた全員で頑張りたいなと思います。
                   

                  FW18 富山 貴光 選手

                  Q:久しぶりの勝利ですが、まずお気持ちから聞かせてください。

                  A:本当に久しぶりの勝利だったので素直に嬉しいです。
                   

                  Q:残り少ない時間帯での途中交替となりましたが、狙うはゴールだけだったと思いますがどういう気持ちでピッチに入りましたか?

                  A:苦しい状況が続いていた中で、今日はベンチで見ていて色々思うこともありながら、若い選手が頑張っている姿を見て結果を残したいと思いながらピッチに立って、勝利に導けるゴールを決めることができて本当に良かったと思っています。
                   

                  Q:ご自身にとっては地元でのゴールとなりましたが、その気持ちはいかがですか?

                  A:そうですね。このスタジアムには初めて来ましたし、すごく良い雰囲気でした。地元の栃木でゴールを決められて本当に嬉しかったです。
                   

                  Q:今季途中出場は初めてでしたが、いつもと違う気持ちで入りましたか?

                  A:気持ちの部分はいつもと一緒で、勝ちを目指してやっていこうというふうに思って臨みました。
                   

                  Q:得点シーンの場面は斧澤隼輝選手からの折り返しでしたが、斧澤選手の折り返しはダイレクトで来ることを予測してタイミングが取れていたのでしょうか?

                  A:そうですね。練習の時から隼輝はああいう形でやっているプレーとかもあったので、あの辺に来るかなと思って入りました。
                   

                  Q:左足で止めて反転しながらボレーという形でしたが、折り返しを受けた後のご自身のプレーも振り返ってください。

                  A:相手が食いついていたのでしっかり体を入れながらトラップをして。相手に入らせないようにしようと思ってトラップをして、そうしたら予想以上に前を向けたので、後はミートだけを意識してシュートを打って入って良かったです。
                   

                  Q:次のホームゲームに対する意気込みお願いします。

                  A:ようやく勝利ができましたけど、まだ試合は続きますし、まだホームで勝てていないので次は絶対勝点3を取って、またみんなで喜びを分かち合えるようにやっていきたいと思います。
                   

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