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2020明治安田生命J2リーグ
第20節

2020.9.19(土)

18:00KICK OFF

NDソフトスタジアム山形

試合終了

モンテディオ山形

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ギラヴァンツ北九州

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              試合経過

                データ

                  TODAY'S MACH PREVIEW VS
                  レーダーチャート レーダーチャート
                  得点パターン 得点パターン
                  ランキング ランキング
                  ホットゾーン ホットゾーン

                  前節のアルビレックス新潟戦をご覧になった方々は、きっと“フットボール”を堪能したことでしょう。ギラヴァンツ北九州の2連勝はもちろんうれしい出来事だったでしょうが、攻撃的なチーム同士が真正面からぶつかり合う、激しいバトルに心を動かされた方が多かったと思うのですが、いかがでしょうか。

                  見る側にとっては心から楽しめるゲームでしたが、実際にピッチに立った選手たちはどういう気持ちで戦っていたのでしょうか。野口航選手の追加点の流れをキレのあるドリブル突破でつくった椿直起選手は「新潟はとても強かった。実際に1点を返されたし、結構危ない場面が本当に多かった。だから、僕らもまだまだだなと思ったんです」と言います。

                  素直に強いと認める相手に勝てたのだから満足感が先に来ても良さそうなものですが、そうではない。若い椿選手のその感性はチーム内にそういう雰囲気があるからだとも想像できます。そう言えば、皆さん、チームが首位に立っていることをそんなに意識しなくなっていませんか?

                  首位の座を守ることよりも、やってくる試合でギラヴァンツ北九州らしいサッカーをいかに表現するのか、また表現できたかに意識が向くようになっているのでは? それは小林伸二監督や選手たちが「これまで通りチャレンジャーであり続けます」と何度も口に出している言葉にすっかり“洗脳”されている証だと思われます。

                  ちなみに16日の水曜日に大宮アルディージャとアビスパ福岡が延期になっていた試合を戦って、リーグ22チームの消化試合数が同じになったので、これまで『暫定首位』と表現してきましたが、正真正銘の『首位』となりました。すでに皆さんご存じ? それは失礼いたしました!

                  素晴らしい戦いとなった新潟戦で出た収穫と課題を小林監督は次のように挙げています。

                  「自分たちでボールを積極的に保持しようとしたこと。加えて背後を取る攻撃と、幅広い攻撃の両方ができました。それをチームとしてずっと追いかけてきて、やっとそういうところができるようになったな、と。その効果が野口の2点目あたりに出た格好ですね。あれはセットプレーから始まった攻撃ですが、レレ(ディサロ燦シルヴァーノ選手)のクロスで一番外側のサイドバック(野口選手)が点を取ったというね。まだ多彩とまではいきませんが、そういうイメージが出てきたことは収穫ですよ」

                  新潟戦で福森健太選手と野口選手がJリーグ初ゴールを挙げたことで、今季の得点者は計12人となりました。試合に出場したフィールドプレーヤーが計22人ですから、半分以上の選手がゴールを挙げたことになります。得点のパターンもそうですが、得点者が増えてきたことは小林監督が言う『多彩さ』が備わってきた表れなのでしょう。もちろんこのことはチームにとってプラスになることで、相手にしたら警戒の網を広げなければならず、そうなると網の目は大きくなるので、誰かがそこを突けば得点の可能性が高まることになります。

                  ちなみに、野口選手のゴールをチームとしてうまく表現できた攻撃という点で高く評価した小林監督ですが、福森選手が直接決めたFKは個人のパフォーマンスとして大絶賛。目を丸くしながら「新潟の若いキーパーは世代別日本代表に入れるくらいの選手で、試合の中で何度も好セーブを見せていましたが、そのキーパーが触れることができないコースとスピードで決めたゴールなんでね、ホント、ビックリですよ!」と興奮していました。

                  さて、今季3度目となる『5連戦』の初戦となるモンテディオ山形戦について話を移しましょう。今季から指揮を執る石丸清隆監督の下、今季の山形はボールを大事にしながら、特にアタッキングサードに入ってからの崩しにこだわりを見せるサッカーを展開しています。

                  ですが、ボール保持率が高い割にはここまでの総得点が19点と物足りない状況にあります。つまり、最後のところでの崩し方やプレーの精度に課題があると言えるようですが、失点は18点とギラヴァンツ北九州よりも1点少ない。これは守備的に戦っているからではなく、ボールを保持して攻撃する時間を長いから相手の攻撃時間が少なくなり、結果、失点の可能性を抑えているということだと考えられ、やはり攻撃色の強いチームと見ていいでしょう。

                  そんな山形は小林監督にとっては、2008年から4シーズン指揮を執った“古巣”となるわけですが、今の山形を次のように見ています。

                  「山形はボールを動かしながら相手を崩すのがうまいチーム。そのボールの運び方に意図を感じるんですよね。スペースをうまく使ってボールを前に運びたいから、選手間の距離が近くなる[3-5-2]とか[3-4-3]ではなく[4-4-2]の選手配置にしているんだと思います。いまは結果が出ていないようですが、良い内容のサッカーをしているのは事実で、いずれ覚醒するチームだと思います。山岸祐也選手(チーム内トップの4得点)とか、パワーを持っている選手が前線にいるので注意が必要ですね」

                  そういうチームとのゲームで、どんなところが勝負のポイントになるのでしょうか。

                  「山形さんはボールを持ちたいチームですから、ウチはプレスをかけて持たせないようにする。またウチがボールを握る時間を増やすことができれば、当然、相手がボールを握る時間は少なくなる、そういう考え方で試合に入ることができればいいと思います。その上で、相手のテンポに合わせるんじゃなくて、自分たちのテンポでやれるかどうか、そこがポイントになると思っています」(小林監督)

                  山形には昨季シーズンの半分をギラヴァンツ北九州でプレーした北川柊斗選手がいます。J2昇格に貢献してくれた選手ですが、第14節のヴァンフォーレ甲府戦で途中からの24分間のプレーで2ゴールを挙げており、今節では絶対に抑えなければならない選手の一人です。

                  最近、ギラヴァンツ北九州の試合で注目しているのが後半終盤に入ってピッチに入ってくる選手たちの働きです。好調な波の中にあって、その主な役割は『試合を締める』ことになりますが、実は大変な仕事だと思います。守備的な選手は一つのミスも許されない状況でプレーしなければいけないわけですから、メンタル的な圧力は相当なもののはずです。また前線の選手は前からの圧力を維持しながら、スキがあれば追加点を狙えるよう神経を研ぎ澄ましておかなければなりません。最近で言うと、内藤洋平選手、川上竜選手、佐藤亮選手、鈴木国友選手、藤原奏哉選手、永野雄大選手、新井博人選手、斧澤隼輝選手たちで、彼らの働きは特に連戦の中ではとても重要になります。

                  主将である川上選手は「ミスが許されない状況でのプレーなので、精神的なプレッシャーがある。でもその状況の中で平常心を持ってプレーしないと役割を果たせない。とても難しいチャレンジですが、選手としての経験値を高めるという意味でも、やりがいのある仕事だと思っています」と、前向きに考えているようです。ぜひ、“クローザー”としてピッチに立つ選手たちにも注目してください。ちなみに、川上選手の現在のJリーグ通算出場試合数は99試合。山形戦で『100』に到達する可能性があります。

                  [文:島田 徹]

                  前節のハイライト

                  監督コメント

                  [試合総括]
                  ゲームのテンポが両チーム上がる前に点が取れたというのは、我々にとってすごく良かったんですけど、なかなかテンポが上がらず、ボールをちょっと回すと山形さんのプレスで機能的にボールを回せなかったというのが現状です。テンポよくボールが回らないことが多かったなと思っています。ボールサイドは破れそうなんだけど、ゾーンでもう少しボールサイドに寄せて幅広い展開というのがうまくいかなかったなと思っています。
                  厳しいゲームだったのは事実で、キーパーのファインプレー、ちょっと山形さんが焦ってシュートを打ったりして助かったなというのがあって、そういう厳しい中でも追加点が取れた、特にリスタートで取れたというのも、ラインが上がるのでラインのところでうまくつけたなというところが、そういうところはうまく情報を取りながらやってくれたなと思っています。
                  厳しいゲームでしたけど2-0のゲームをできたということは、うちにとっては素晴らしいということで、アウェイで厳しいゲームを勝ち取ったので、次のホームもしっかり準備をして戦いたいと思います。
                   

                  Q:複数得点で無失点というスコアで見れば快勝に見えますが、内実は少し苦しかったかなと思います。テンポよくボールが回せなかったこと以外に、苦戦した理由があれば教えて下さい。

                  A:立ち位置を早く修正できないとか、一番初めのポジションが悪くてパパッと付けないんですね。そういうところも悪くて、そこに合わせて山形さんのプレスが早いものですから縦を作りながらサイドに引くんですけど、サイドバックのアプローチが良くてシンプルにサイドバックの裏もつけなかったというところで、リズムが作れなかったと思います。
                  プレッシャーを受けている時に、オフザボールのポジションというのはすごく大事になると思います。テンポが良い時、元気が良い時は早く早くポジションを取りますけど、その取り方がすごく緩慢で、そこがスタートから、持ち出すところから甘かったという風に思っています。
                   

                  Q:プレスがうまくハマらなかった印象がありますが、その理由はどのあたりにありますか?

                  A:プレスが緩いということにはなると思うんですね。縦のプレスが緩いということは言えると思うんです。当然そこは突かれてもボランチが落ちる訳ではなくて、センターがスライドすると言うことで、それは1つの方法だと思うので。それは新潟さんもやってきたので、そういうことはやると思います。そこは計算しながら、もうひとつ前の所でプレスがかけられたら良かったんですけど。なかなかプレスの方向が、内を切ったり外を切ったりというのが明確にならなかったかなと思います。
                   

                  Q:河野貴志選手が今季初出場となりましたが、今後に向けてどういうことを期待されますか?

                  A:若いし馬力もありますし、空中戦のヘディングも強いですから、そういうところは今日出たと思います。押し込んだ時にボールを奪うというよりもボールを守る体形と、ボールサイドにプレスをかけるということの2つが出来た時に、シンプルに競る、そのボールが飛ぶということはすごく大きいことですから。セカンドボールを拾われていると思うんですね。そういうところが高く遠くに飛ばすと対応できると思います。そういうこともできると思うので、大きく期待はしています。こういう形でゲームにいきなり出して慣らしていくという方法しか今シーズンはできないと思うので、うまいタイミングで今日は使えたなと思っています。
                   

                  選手コメント

                  DF6 岡村 和哉 選手

                  Q:今季初ゴールの場面を振り返ってください。

                  A:来るかなと思って良いボールが来たなと思ったんですけど、櫛引選手が出て来るのも見えていたので。でも、追加点が取れたら楽な試合展開になるというのもあったので、ゴールは決められて良かったかなと思います。
                   

                  Q:セットプレーでの得点はおそらく3点目なんですが、セットプレーで得点をしようというのはチームとして意識は高いのでしょうか?

                  A:流れの中から点が取れるというのもあるしもっとセットプレーで点が取れたら、楽な試合展開になるなというのはみんな分かっているので、みんなの中でそれぞれ意識はしていると思います。
                   

                  Q:先制した後から危ない場面もありましたが、ああいう場面が連続する中でピッチではどういうことをやっていこうと話していましたか?

                  A:今回は前半でピンチが多かったというのもあって、でもいつもの試合なら後半に押し込まれてというのが多かったので、前半はつなげているのに後半は結構ロングボールが増えたりということも多かったので。攻められている時でも勇気を出してつなごうという話はしていたので、そこは少しずつですけど改善されてきたポイントかなとは思っています。
                   

                  Q:ボールをつなぐことでピンチの数が減っていくだろうという考え方ですか?

                  A:つなぐことで相手のスペースが空いたところに人とボールがしっかり合っていけば、相手コートでサッカーが出来るというのもあって、何回かそういう場面も作れたので。前からプレスをかけている分、後ろは同数とか数的不利になるので。イーブンのボールが来た時に、溢れたところに相手がいるので、今日も危ないシーンが正直あるんですけど、そこは自分達のスタイルとして変えないので、そこはセンターバックを含めて、人に強くボールを取りきるというところはもう少し必要だったんじゃないかなと思います。
                   

                  Q:首位に立っていますが、チーム内の雰囲気はどんな感じですか?

                  A:特に何もみんな考えていないです(笑)。まだ半分やしなというところもあって連戦なので、次の試合、次の試合と色々な試合があるので、ゆっくり自分たちの今の状況を考える時間というのがあまりないので、それが若いチームの僕たちにとっては良いことなのかなと。試合に追われている方が、目の前の試合に集中できているというのはあると思います。
                   

                  MF25 國分 伸太郎 選手

                  Q:前節の新潟戦が怪我からの復帰初戦でした。今日は復帰2戦目となりましたが、どのような気持ちで臨みましたか?

                  A:もうちょっと自分たちのボールを大事につなぎながらゴールを目指すということをやりたかったんですけど、特に後半に関してそういうところを、勝つことにこだわりが強すぎる分、ちょっとミスを恐れてイージーなプレーをしていたところがあるので、そういうところを自分たちらしいチャレンジする姿勢を出そうという風に心掛けてプレーしました。
                   

                  Q:その辺りは今日はいかがでしたか?

                  A:前に行くまではよかったんですけど、そこからのクオリティだったりイメージの共有というところが、ちょっと今日は合わなくて、嫌な取られ方をしてカウンターとか、なかなかリズムも作ることができなかったので。前半に関しては、侵入はできたので、そこからのクオリティ、コンビネーションを合わせるということ。後半に関しては結構相手のディフェンスラインが高いというのと、ボランチにも厳しく押してくるというので、もうちょっとシンプルに裏を狙いながら足元につけるというのも意図的にやれると、もっと違ったゲームになったのかなと思いました。
                   

                  Q:今日の1点目のディサロ燦シルヴァーノ選手のゴールも國分選手のボール奪取から始まっていますし、2点目は岡村和哉選手へのクロスということで、2点に絡んだ自身のパフォーマンスについてはいかがですか?

                  A:シンプルにゴールを目指すというのは、サッカーでは大事なことだと思うので、そこに関われたのはすごく大きかったです。今シーズンは今まで直接絡むことは少なかったので、ゴールに直接関われて良かったなと思います。
                   

                  Q:岡村選手のゴールの場面はスカウティングでラインが上がるなどという情報はあったのでしょうか?

                  A:そうですね。あのシーンだけではなくバックパスに対して結構相手が勢いよく上げてくるというので、できるだけ裏をあそこでひっくり返そうというイメージはあったので。あまり速いボールだとそこはハイラインなので間に合わないと思って、間にできるだけ速く間に落とすことだけを考えて、それがうまく決まって良かったです。
                   

                  Q:セットプレーから点が取れたというのはチームにとって大きいと思います。

                  A:いや、本当に。セットプレーの数自体は多いんですけど、特にゾーン相手だとなかなかチャンスが作れなかった。今回は直接ではなかったんですけど、こぼれ球からゴールは奪えて、ひとつずつ成長しているのかなと思います。
                   

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